日本でいうテラスとは「一階にある屋根のないスペース」のこと。ベランダは「2階以上にある屋根付きの空間」で、バルコニーは「2階以上にある屋根なしの空間」。なのでアパートの部屋についている野外空間は基本的に上の階のベランダが屋根替わりになり、ベランダとなる。また、一階にある野外空間もベランダとなる。
ベランダといってもいろんなタイプのものがある。
密閉型
外付きだが内部空間のようになる。ポリカーボネート等でしっかりと密閉しているため、冬の寒い時期や夏の暑い時期でも、室内空調で温度を調節できる。日差しはしっかりと入ってくるため、洗濯物を干すことも可能。
日よけ型
密閉されておらず、床と屋根がある状態。洗濯物を干せる空間として使えたり、気候のいい日には日光浴に使ったり、夏場は水遊びをすることが出来る。
オープンエアー型
床や柵があるだけで、日差し&雨除けがない。天候が悪い日は活用できないが、日光浴やBBQなど外で気兼ねなく楽しむにはおすすめの型。
地面設置型
1階に造ることが出来るテラス。地面に直接敷くため、湿気などが床下にたまらないように基礎を築く必要がある。
エレベイト型
1階にはあるが、雨水等が真下にたまらないよう、少しだけ浮かしてある。メンテナンスがしやすく低価格で実現できる。強度は地面設置型よりだいぶ低くなる。
階上設置型
2階以上にウッドデッキ風やバルコニーのようにテラスを設ける方法。外観横づけの場合には細長いテラスを、家の屋上や中庭のように家の構造上中心に設けるのが最近人気。
柵やフレームを構成する材料はこちら。
・金属
アルミ
とても軽く強度も高い優れた素材。
スチール
アルミほど軽量ではないが強度がしっかりある素材。腐食加工がしっかりされたものを選ぶ。
ステンレス
錆びないスチール素材。メンテナンスもとてもしやすい素材。
・木材
ハードウッド
密度がとても高く、重量がある素材。他の木材に比べて腐食しにくい特徴がある。サイプレスなどが一般的。
ソフトウッド
密度が低く、腐食しやすい素材。とても軽く扱いやすいが、雨風に晒されるベランダには不向き。
樹脂木
細いソフトウッドなどを集めてくっ付けた素材。ソフトウッド同様軽く、とても安価格だが、1年ももたない。
・科学加工素材
ポリカーボネート
屋根に使う素材。透明、半透明の物があり、なかにはUVを100%カットしてくれるものがある。
塩化ビニール
とても軽い屋根素材。熱や紫外線にとても弱い素材。
こちらでは小さめなベランダをオシャレにコーディネートするコツを必要なアイテムと一緒にご紹介。
豪華なソファー&クッション
インテリアに使えるぐらいのオシャレなソファー・さらにはクッションも用意する。
ウォータープルーフのデザインチェアーx2
雨風に強く、日光にも強い外置き用のデザインチェアーを用意する
ウォータープルーフのデザインコーヒーテーブルx1
デザイン性のある雨風に強く、紫外線にも強いコーヒーテーブルを一つ置く
観葉植物や花を配置する
室外機など目に触れられたくないものを観葉植物や柵、またはすのこなどで囲い隠す
ベランダが大きいなら、中サイズの木を一本中心に植える
木など自然を更に多く取り入れれば、その分快適に心安らぐ空間になる
蔓(つる)を這わせて、視界をおしゃれにブロックする
家の外からの視覚も植物でブロックすれば、快適さが上がり圧迫感も少ない
ラグを敷く
エクステリアなどくつろぐ空間周りには通水性の高いラグなどを置き、素足でもくつろげるようにする
日差しが強い場合にはパラソルを用意する
夏になると耐えられなくなる日差しをブロックするために、大型のエクステリア一式をカバーできるパラソルを置く。エクステリアの雨風・紫外線対策にも有効。
夜はオシャレにライトアップ
日中だけのベランダの仕様はもったいない!夜にはお気に入りのライトアップを揃えてディナーや読書の場に。
床がコンクリートの場合には簡易ウッドデッキ等を敷く
冷たい床の上を歩かないように、ウッドデッキの床にする。コンクリートの床の場合は床材を敷き詰める。床材はウッドデッキだけでなく、砂利や石もところどころに敷き詰める
ハンモックなど、アウトドアグッズでベランダを快適にする
ベランダやバルコニーに使用できるアイテムは数知れず。ハンモックを吊るしたりろうそくを置いたりと自分のスタイルに合ったアイテムを配置しよう。
他にもhomifyではこちらのサービスをご利用いただけます:
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