建築設計事務所SAI工房

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ASSY

敷地は神戸市山手の住宅街の一角である。新興住宅街と築20年以上の街並との境に位置しており、前面道路より約3m低い複雑な土地形状から買い手が付かず、半ば取り残されたように存在した。加えて近隣住民の生活動線が敷地内に存在しており、その動線を残しながら計画していくことが必要だと考えた。配置計画において、複雑な敷地形状に散りばめられた法規制、周辺環境の要素などをピースのように集め再構築することが必要であると考え、一つ一つに答えを出しながら慎重に積み上げる作業を行った。 まず、前面道路からのスムーズなアプローチの為、1F及び駐車場を道路に正対するように配置した。また、北側に陽の当たる明るいオープンスペースを設けることで、軒下空間と相まって回遊性の高い自由な外部空間を創りだした。2Fに関しては、1Fに対して45°振るプランとしている。近接した隣家からのプライバシーの確保、2FLDKからの須磨浦公園を望む東側の眺望、そして西側にある緑が残された祠の軸線に対するものとし、文字通り1Fプランに対して積み上げる形をとった。またその軸線上にアウターリビングと称した天候に左右されない周辺環境との緩衝帯(勾配を調節した軒下空間)を設けることで、プライバシー確保や、それとは逆に地域との交流の場としての役割を担わせ、プライベートテラス~LDK~アウターリビングを一綴りの空間として活用できるよう計画した。ASSYは複雑な敷地形状への解答を土台に、周辺住民と環境に対する配慮、住まい手の心地よさを積み上げ、相互にバランスを取り合いながら支え合う家となった。今後ASSYによって出来た新しい周辺環境が、住まい手のみならず周辺住民に良い変化をもたらすきっかけになればと願っている。

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