宅地開発された小高い場所にある住宅です。景観の良い敷地ですが、道路を挟んで景観の良い方角には別の宅地があり将来は建築物ができる場所でした。そのため、特定の方角に景観を期待せず外部への開放感を確保する計画を考えました。仲の良い家族であることと子育てに良い住宅を望まれたので、生活空間は1フロアーで簡潔する計画とし、ゲストスペースとメインベッドルームについては利用上、一階に計画することにしました。宅地内の日中の生活を考えて、近所の母親や子供たちが立ち寄りやすくコミニティーがとれるもてなしのスペースとして周辺に開いた庭のようなピロティを計画しています。
1階は近所の方たちとのコミニティースペース、2階は生活空間として提案しています。
宅地のなかの角地にある場所にある住宅です。小さな子供が自転車に乗ったり車が行き来する場所なので見通しがよい提案にすることで宅地内安全に配慮しています。
建物があることで風が遮断されることなく、周辺にも住宅内部にも風や光がとどく提案をしています。
近所の方とのコミニティーをここで円滑につくることができます。住宅の掃除など不安なときは便利です。
楓を植えて2階テラス、リビングからも楓の色づく様子をみることができます。季節を感じながら生活できます。
道路からが人入ってくるのが分かります。しかし道路を通過する人には中はみえないように計画しています。
夜には庭からの照明がいろいろなものを浮き挙げて演出されます。魅力的な空間となり楽しいスペースです。