岩瀬隆広建築設計

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江津の住処

 敷地は、住宅密集地の中にあり、35坪で南北に細長い先細する三角形の土地である。その両側には、流れの分岐点であるかのように道路と水路が接しており、中州の先端のような土地である。

 そんな周辺環境は、住宅密集地で閉塞感がある地域であるが、三角形の敷地の先端は南方向で道路の延長上にあることから、光・風・視線の抜けが常に確保できている。又道路に沿って北側方向には、県を代表する湖があり、周辺住宅の屋根を超えた先には眺望が期待できる。

 その中に建つ住処は、メリットの多い道路と水路の流れに逆らわないようにその流れを2本の軸としパースペクティブな空間の流れで構成されている。また敷地の形状からくる圧迫感を解消するため、床レベルの変化による空間の繋がりや、俯瞰、仰視などの視線の流れにこだわり、より広がりを感じる内外一体のステップフロアの空間を追求した。

 懸念することは、豪雨の際の一時的な水路の氾濫である。その懸念を解消するため、基礎を防水処理し船底のような基礎の器となっており一時的な浸水の対策としています。また道路に接した部分の多い敷地のため、騒音対策に室内空間に面する部分は重厚なモルタル塗りにしたり、道路との距離を確保しながら問題を解消している。

 さらにプライベート確保のため塀を用いているが、閉塞感を抑えためステップフロアの高さと塀の高さと周辺環境の視線の高さを考慮し、上に上がるほど開放され明るく広がりのある空間となっている。

 住環境では、昔ながらの気化熱を利用した打ち水による風の引込や屋上家庭菜園などによる緑化などエコロジーな環境も取り入れている。

場  所: 熊本県熊本市

用  途: 戸建住宅

構  造: 木造

敷地面積: 121.17㎡

建築面積: 73.98㎡

延床面積: 100.74㎡

竣  工: 2010年 7月

  • アプローチ: 岩瀬隆広建築設計が手掛けた家です。

    アプローチ

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    ["JP"] [Published] 屋外を含めたスキップフロアでもっと広がりを「江津の住処」

    熊本城のエレメントを分解し内外に盛り込みながらも、南に先細りする敷地に接する道路と水路に沿った2本の軸で構成されたこの家のフォルムは、様々な流れに向かていく船のようである。因みに、クライアントの色と素材の希望は、ご主人が「黒色・シャープな素材」でご夫人は「白色・柔らかい素材」でした。

  • 広間: 岩瀬隆広建築設計が手掛けたリビングです。

    広間

    夫人の希望である床座での生活と主人のソファーの生活が同スペースで可能にするためソファーの高さと畳の間の高さを同じにしている。又、ローテーブルも畳の間の高さに合わせ製作した。このテーブルは、座卓であり、畳の間の延長とした地板・腰掛台にもなるなど空間の多目的機能を持たせている。

  • 東側外観: 岩瀬隆広建築設計が手掛けた家です。

    東側外観

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    ["JP"] [Published] 屋外を含めたスキップフロアでもっと広がりを「江津の住処」

    生活スタイルの違う隣家への夜間明りの漏れを考慮した構造としている。又、北側の隣家への日照を配慮し、建物は道路から水路側へとセットバックしている。その空きのスペースは、自転車置場である。さらに一日中人車の通りが多い道路での騒音・生活時間帯の違う隣家の音の問題を考慮し、道路や隣家近い部分の部屋に面している外壁は、厚みのある重厚な塗り壁としている。

  • 趣味室: 岩瀬隆広建築設計が手掛けた和室です。

    趣味室

    白の部屋は、ご夫人の絵画・手芸などのアトリエで、明るく白い部屋が希望であった。室内の白のGL大波板の仕上げは、外部と繋がる納まりで内外一体感を強調するもので、部屋の狭さを解消し、大きな塀に包まれた安定感のある空間になった。

  • 広間: 岩瀬隆広建築設計が手掛けたリビングです。

    広間

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    ["JP"] [Published] 屋外を含めたスキップフロアでもっと広がりを「江津の住処」

    板の間の床高は大塀の高さから80cm低い位置にあり、道路対して座ると干渉されず視線が周辺環境にも抜け圧迫感のない広く明るく風通しの良い空間になる。道路との境界大塀は道路から3m40cmの高さであるが、エントランステラスで2m40cmと上に昇るほど開放され、明るく広がりのある空間になる。

  • エントランステラス(南側方向): 岩瀬隆広建築設計が手掛けたテラス・ベランダです。

    エントランステラス(南側方向)

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    ["JP"] [Published] 屋外を含めたスキップフロアでもっと広がりを「江津の住処」

    エントランステラスは各室内空間や外部を繋げるスペースであり、広がり・光・風また空間の多目的活用性を導くスペースである。又、GL+1mのエントランステラスの高さや室内の床レベルの変化は、1階、2階のレベルの距離感を曖昧に近づけている。そのことが、視線の俯瞰・仰視を同時に体験することでき、より広がり感が増している。

  • 広間: 岩瀬隆広建築設計が手掛けたリビングです。

    広間

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    ["JP"] [Published] 屋外を含めたスキップフロアでもっと広がりを「江津の住処」
    ["JP"] [Published] リビングにローテーブルを置いてみよう!

    ご夫人の希望である床座での生活とご主人のソファーの生活が同スペースで可能にするためソファーの高さと畳の間の高さを同じにしている。又、ローテーブルも畳の間の高さに合わせ製作した。このテーブルは、座卓であり、畳の間の延長とした地板・腰掛台にもなるなど空間の多目的機能を持たせている。

  • 趣味室: 岩瀬隆広建築設計が手掛けた和室です。

    趣味室

    白の部屋は、ご夫人の絵画・手芸などのアトリエで明るく白い部屋が希望であった。室内の白のGL大波板の仕上げは外部と繋がる納まりで内外一体感を強調するもので、部屋の狭さを解消し、大きな塀に包まれた安定感のある空間になった。

  • キッチン: 岩瀬隆広建築設計が手掛けたキッチンです。

    キッチン

    キッチンは、適度な距離感を持った位置ありながらも、敵所に開口を設けることで、圧迫感のない明るく、風通しの良い、全体を意識できるスペースである。又、配膳口を開けることで、広間への繋がりがスムーズになる。

  • 廊下: 岩瀬隆広建築設計が手掛けた廊下 & 玄関です。

    廊下

    1階廊下は、敷地18mの長さをより意識できる風通しの良い空間である。さらに、バスコートからの光がスポットライトとなり浴室の壁を照らし、視線の焦点が生まれより奥の深さを感じる。

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