アプローチと庭が共有部分の「2階建て長屋形式」の2世帯住宅です。
経年変化で自然に溶け込む土モルタルと杉板の外壁です。
大きな木や、実をつける木を植え、鳥達が集まる庭にしました。
木造2階建て/在来工法/190m2/ 2004年/愛知県
経年変化で自然にとけこむようになった杉板と土モルタルの外観に新緑が映える雨の日。
真新しい杉板の表情と雪の白さがいいです。屋根の小窓はシャワーブースに朝日を入れるために取り付けました。
南側テラスの深い軒は、冬には陽だまりをつくり、夏には涼しい陰をつくります。
外壁の杉板は、鉄くぎで打っています。鉄くぎの錆が流れてラフな表情をつくります。
障子の枠を太めにして和風になりすぎないようにしています。
柱の奥行きを利用して壁面CD収納にしています。
現場の土と小石、藁、墨を混ぜたモルタル仕上げ
毎朝出勤前にシャワーを使われる建て主様は、天井の高いシャワーブースがご希望でした。東向きの高窓から朝日が入るようにしました。季節によって色々な表情になります。