PRODUCT DESIGN CENTER

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”偲’と名付けられた、新しい供養具ブランドです。プロダクトデザインセンターでは商品のデザインと、ブランドのディレクションを同時に行いました。

世の中には、まだまだデザインされていないものが山程あります。仏壇は、まさにそれにあたります。現代の都心部の生活では、従来型の荘厳で大きな仏壇は設置するのが難く、私たちの生活に当たり前にあるものでは無くなってしまった一方で、人を偲ぶことを求める想いや声は、近年ますます大きくなってきています。両者の間を埋めるような、現代の供養具のスタンダードを作りたいと考えるクライアントの想いからプロジェクトが始まりました。東日本大震災から一年が経った2012年の春のことでした。

デザインの思考はシンプルで、サイズと機能の徹底的な見直しを行い”必然の線”を発見していくことに専念しました。開発には丸2年が掛かり、数十を越える原寸大の試作を繰り返しながら基本サイズの設計をし、その後、細部に至るまで、綿密にディテールを設計していきました。

この供養具の特徴のひとつに、扉がないことが挙げられます。扉の変わりに、風と光の抜ける簾(すだれ)が、扉として見立てられています。視線を遮りたいときには、すっと内側を隠すことができるようになりました。機能面は、一切の妥協がありません。従来通りの使用もできるように、全ての基本を外すことなく設計しました。日々の道具を収納できる引出しも、丁寧に拵えられています。 

素材には、竹やバーズアイといった天然の木目が美しいものを使用しました。竹は日本では古くから神聖な植物であり、木目は、和室にも洋室にも良く合います。日本で最も長く使われてきた材料のひとつである竹は、様々な空間へよく馴染みます。バーズアイは長く見ていても飽きないのが特徴です。表面を僅かに染色し、硬質の部分が艶やかに光るように、緻密に仕上げを設計をしました。どちらの素材にも共通して言えることは、時が美しく経過するデザインを心がけていることです。 

仏具は富山県の鋳物メーカー『能作』の全面的な協力を得て完成しました。全てのアウトラインを曲線のみで構成し、昔から”そこ”にあったかのような、自然な存在感を目指しました。もちろん仏具も、機能の基本はしっかり抑えています。火を扱うものは、安全に配慮した設計をしました。取り外しのできる構造の筒は耐熱ガラス製。東京都の『廣田硝子』が製造しています。りんは底面にラバーのリングを設けることで、座布団がなくても使用できるように設計しました。ラバーの摩擦でしっかりと地面に固定されるため、滑る心配がなく、音鳴りも、とても良いものに仕上がっています。

  • 偲: PRODUCT DESIGN CENTERが手掛けた家庭用品です。

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