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長田の家 -働く覚悟と白いダイヤモンド-

東大阪市の長田は、物作りの街で工場が立ち並ぶ。クライアントは、東大阪でメーカー業を営む創業家に生まれた。いずれは会社を継ぐことになるだろう。 そのような環境で、同じ街に住もうと決めたとき、計画の当初、新居を指して「働く覚悟」と言った。

 角地であり、場所柄配送のトラックなども多いため、北側の道路に対してこの住宅は完全に閉じている。1階がさらに少し下がっているのは、それらの音対策でもある。

 南側は1軒の住宅を挟んで高い社屋が建つ。2階は少しでも北に下がり、中庭に光をいれるプランを考えた。 2階には寝室をはじめ、各個室が中庭を囲むように並んでいる。

 寝室の前にあるバルコニーは非常に大きく、深い庇がかかっている。共働きの夫妻が、少々の雨なら洗濯物が干せるようにという要望からだ。

 道路側からの視線を気にせずともよいように、西側の壁は大きく立ち上げている。 1階も同様にコの字に中庭を囲むプランとなっているが、その1辺は和室となっている。将来的には、両親との同居も考えている。

 中庭とポーチはルーバーで覆われている。目線を遮り、通風、採光を確保するためだが、素材はアルミを選択した。真っ白でマッシブな建築に色は不要だと考えた。

 雑然とした街中に、白いダイヤモンドを浮かび上がらせてみたい。

 そして、それが「働く覚悟」と等価となれば、設計者としてこれほど嬉しいことはない。

ロケーション
東大阪市
総工費
¥2,000
  • 北外観

    角地に立つ「長田の家」。工場、住宅が入り混じる敷地で、接する道路はトラックの交通量が多い。外部は閉じるようなプランとなっている。道路に面している窓は高さを上げ最小とした。

  • 多面体カットの白いダイヤモンド

    この写真を使ったエディターのアイディアブック
    アイディアブック: 1
    ["JP"] [Published] 光で溢れる中庭を囲う住まい

    角地であり、場所柄配送のトラックなども多いため、北側の道路に対してこの住宅は完全に閉じている。1階がさらに少し下がっているのは、それらの音対策でもある。

  • 多面体カットの白いダイヤモンド

    北と西の道路側閉じたが、のっぺりした外観にはしたくないと考えた。

  • 外観

    白という色は、素直に陰影を反映し、他の色を映しこむ。同じ白でも、それぞれの面によって全く違う色になるのが良く分かる。その陰影が、建物のフォルムを明確にしてくれる。 言ってみれば究極の色。

  • エントランス

    エントランスの庇は、車から濡れずに玄関へ寄り付くために考えた。

  • 外から見た中庭

    中庭とポーチはルーバーで覆われている。目線を遮り、通風、採光を確保するためだが、素材はアルミを選択した。

  • 中庭

    プライバシーが保たれた外部を持つことが、コートハウスの大きな価値。

  • 中庭 夕景

    中庭はルーバーで外部からの視線をさえぎる。開放的なLKDの夕景。

  • 玄関

  • リビングダイニング

    この写真を使ったエディターのアイディアブック
    アイディアブック: 1
    ["JP"] [Published] 光で溢れる中庭を囲う住まい

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