森下新宮建築設計事務所/MRSN ARCHITECTS OFFICEが手掛けたsky and light house | homify
森下新宮建築設計事務所/MRSN ARCHITECTS OFFICE

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sky and light house

素朴地に建つ住宅

敷地は四国の山間部に位置し、中心市街地から30km程離れたその場所は緑豊かな山並に囲まれ、山から見下ろすと豊かな海のようにもみえる田園、ソリダスターを栽培するためのビニールハウス、それらを囲むように小川が流れ、最低限に舗装された路には街灯はなく、夜には虫が鳴きはじめ、深夜ソリダスターの成長を促すためにビニールハウスには照明が点灯し、それはなんとも言えない淡い光を放ち、空を見上げると星が落ちて来そうな夜空が幻想的な風景を醸し出す。そんな自然の風景と生活のために人工化された風景が混在する地方の郊外ではよくある素朴な場所である。

その素朴でどこか懐かしい風景(風土)を建築内の多様な場所から関わる事でき日々変化する外部環境を客観的に感じられるような内外一体となった明るく開放的な空間構成を考えた。

具体的には1階北側に水回りを中心とした空間を配置し(イエ)、南側は風景を取り込むことが出来る開放的な空間(ニワ)とした。3方をガラス張とし障子にみたてた横引きのガラス戸を開放すれば、内外が一体化する。外側には屋根が伸びており下には同じ広さで縁側が広がる。それはもう一つの仮想的なファサードの存在を示唆するとともに、その内部の「光の間」は拡散光を主体とした明るさで照明不要で生活が可能である。また集落の祭事にも対応できるように、固定間仕切を設けず、可能な限り可動間仕切りを設ける事で、大規模な冠婚葬祭にも対応できるような空間としている。

2階は家のもつ「オク」「スキ」というプライベート性を重視しつつも1階と同様に可能な限り固定間仕切を設けず、可動間仕切を設ける事で南北の繋がりを設け、フレキシブル性を有している。南側の「光の間」は全面開放し天空光を主体とした光を取り入れ、外部のような空間とする事で新たな風景を確保するスペースした。またデッキを構成する屋根は概念的には地盤であり人工的なニワである。それは天に浮いたような屋上庭園であるかのような錯覚を起こすスペースとなっている。

このような手法で規律的で機能的なイエを保ちつつ、様々な風景を可視化しシーケンスさせることで慣習的な日常から離れ、多様な志向的体験のかかわりをもつ事で客観的にこの素朴な風景が感じる事ができる建築となりえたのではないだろうか。

主要用途:専用住宅

構造・規模:木造 地上2階建

所在地:高知県

竣工日:2014年12月

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