IKDS

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Septem(南青山コーポラティブハウス)

Septem は、東京の都心部に立地し、7戸の住宅で構成されるコーポラティブハウスである。コーポラティブハウスの形式は、昨今では合理的な住まい形成の方法の一つとみなされ、そのしくみは一般的にも広く知られるようになってきている。プロデュース会社が介在するコーポラティブハウスのプロジェクトは、事業の内訳あるいは設計と工事の詳細を逐時住み手が追うことができるという透明性、広告費やモデルルームなどに要する費用が購入価格に転嫁されることが少なく、費用対効果として有利であること、住み手の意図を設計の過程でプロジェクトに織り込んでいくことができ、結果として専有空間の質が担保され、個々の嗜好を居住空間に反映させることもできることなどがその特徴としてあげられる。都心部のプロジェクトで顧客は特にこうした合理性に自覚的であり、各住み手の住まい方はオリジナリティーが高く、それぞれの生活空間として安定性と質の高さが求められる。

小規模な集合住宅の形を考えるとき、コモンのあり方を考えることは重要であり、たとえば個の生活が共用空間に表出することによるコミュニケーションの創発を期待するような方法論を考えることもできる。しかし都心部の生活者のライフスタイルを考えた時、そうしたナイーヴな観点からわかりやすくかたちづくられた空間で結果として個が閉じ合い、計画の意図が有効に機能しないことも否定できない。直接の対面をさけつつ、「私」が開かれる空間を、互いの気配を適度に感じるようにゆるやかに存在させることが、有効に機能するアプローチなのではないだろうか。そうした考えから、デッドエンドになりがちな「私」領域同士が背や裏をむきあうことなく、互いに融通し合いながら、ゆるやかに都市と集合体のなかに在るという空間の設えを、7戸の住宅構成に偲び込ませる計画とした。

住戸スケルトンは戸建住宅を立体的に寄り添わせたような構成とし、上空、周辺敷地と敷地内のボイドからの光と、各戸3方位以上に有する開口による風の動きが室空間形成の拠り所となる計画とした。各住戸の空間の特徴を活かしながらも、7種の個性の積極的な発現の補佐に徹し、それぞれの住まい手の嗜好を色濃く反映された設計を行った。

道路から住戸に至る長い通路を進むと、やわらかな光につつまれたボイド空間に迎えられる。地下を有する3つの住戸のために並置したドライエリア、住戸へのアプローチ階段といくつかの開口部で構成されるボイド空間である。空間利用における「むき」を立体的にクロスさせ、個の生活を開く、あるいは環境の気配を感じ取る開口部をずらしながら配置することで、「私」から都市にゆるやかにつながる空間を形成した。

ロケーション
東京都港区
  • 夜景: IKDSが手掛けたです。

    夜景

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    アイディアブック: 3
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    撮影 鈴木研一

  • 外観: IKDSが手掛けたです。

    外観

    撮影 鈴木研一

  • 住戸内観: IKDSが手掛けたです。

    住戸内観

    撮影 鈴木研一

    重層された各住戸は,階や方位など位置によりそれぞれベストな居室環境が構成されるよう,開口部や階段を配置した。この住戸では、屋上階への階段と上部に設けた開口によって構成した空間を、明るくのびやかなリビングダイニングルームとして設えた.、

  • 住戸内観: IKDSが手掛けたです。

    住戸内観

    重層された各住戸は,階や方位など位置によりそれぞれベストな居室環境が構成されるよう,開口部や階段を配置した。この住戸では屋上テラスへ続く階段室を居室とゆるやかに連続させて,光を導いている。

  • 住戸内観: IKDSが手掛けたです。

    住戸内観

    撮影 鈴木研一

    重層された各住戸は,階や方位など位置によりそれぞれベストな居室環境が構成されるよう,開口部や階段を配置した。この住戸では,屋上階へ続く階段室ののびやかさをリビングダイニングにとりこんだ.内装材料は,各住戸の個性に応じて注意深くコーディネートされている。

  • 住戸屋上テラス: IKDSが手掛けたです。

    住戸屋上テラス

    撮影 鈴木研一

    2−3階メゾネット住戸では屋上テラスを設えている。

  • 住戸内観: IKDSが手掛けたです。

    住戸内観

    撮影 鈴木研一

    各住戸は,住み手の個性に応じた様々なテイストでまとめられている.この住戸ではリビングとキッチンの一部に書斎コーナーを設えた。

  • 住戸内観: IKDSが手掛けたです。

    住戸内観

    撮影 鈴木研一

    法的な制限などから生じる勾配屋根の小空間に配置したバスルーム

  • 外観: IKDSが手掛けたです。

    外観

    撮影 鈴木研一

    大きく東西に分かれたブロックの中央に,地下と1階メゾネット住戸の専有空間となるドライエリアと、上階住戸へのアプローチなどを設けた.この空間はボイドであるが、さまざまな住戸が立体的に融通しあって利用する,このプロジェクトのポイントとなる空間である。

  • 住戸ドライエリア: IKDSが手掛けたです。

    住戸ドライエリア

    撮影 鈴木研一

    地下と1階メゾネット住戸の一室からみたドライエリア.ドライエリア同士はガラスブロックでプライバシーが護られ,上部は空に抜ける。

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