MoY architects | 山本基揮建築設計が手掛けた石川台のアパート | homify
MoY architects | 山本基揮建築設計

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石川台のアパート

集合住宅の一室の改修です。

床をフローリングに変更するうえで、遮音性能を確保するため、二重床を採用する必要がありました。排水のため一段高くなっている既存のバスルームにあわせ、床を全体的に10cmあげ、低くなった天井を取り払い、使えなくなった建具を撤去しました。その結果、既存の計画に埋もれていた 3つの箱とその間 という構成が浮かび上がりました。

間取りは基本的に変えることなく、扉を撤去する、扉の位置を変更する、カーテンで仕切るというように、それぞれの個室と共用部の関係を再編成し、一般的なnLDKに回収されない住まい方を可能にしています。小さな引き算と足し算で空間的に大きな成果をあげることを試みました。

トイレ、キッチン、ベッドルームが納まるそれぞれの箱は異なる素材で包まれ、それぞれにベンチ、小上がり、飾棚、収納といった小さなスペースを設けることで、箱の間での生活に様々なシーンが生まれます。小上がりからベットルームまでの視線の抜けは空間的な広がりをもたらし、青いタイルの縁側や通常より幅広のベットルームの幅木はモノに居場所を与えます。また、中央の梁に解体時のラフさをそのまま残すことで既存の建具やキッチン、むき出しの配管やラワン合板、ヘリンボーンの床と畳、様々なスタイルの生活雑貨といった多様なものを許容する寛容さがうまれています。

総工費:500万円

規模
80 ㎡ (面積)
総工費
¥5,000,000

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