目白駅からすぐの住宅地に建つこの家は、スペイン瓦とパティオ(中庭)を持つスペイン風の住まいというコンセプトで設計しました。
プライバシーをしっかり守るために中に開かれた空間をつくり、中庭を少しでも広くとるために色々と検討を重ねました。道路に接して外壁を作り中庭(パティオ)を広く取ること。そしてこのパティオでの生活もこの家のコンセプト一つです。
プライバシーを守ると閉鎖的になりがちだが、玄関ドアを開けると突然中庭が目に入る・・・そんな胸広がる玄関空間を意識しました。
光を感じられるその空間には大きなガラス戸とともに ヴェニス・ムラノのシャンデリアを吊り下げています。これは山本がイタリアの現地で気に入り買い付けたものです。 壁には漆喰(しっくい)を使用し、無垢の木材など、できるだけ自然素材を使い、シックハウス対策をしいています。茶室のある和室は母堂に大変気に入っていただき設計者としては嬉しい限りである。
戸建専用住宅 RC造 BI~2FL 延床面積 409.95㎡(41.63坪) 地下1階床面積 64.27㎡(19.53坪) 1階床面積 214.76㎡(64.96坪) 2階床面積 188.92㎡(57.14坪)
発表雑誌 一流住宅