新居千秋都市建築設計

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大船渡市民文化会館・市立図書館/リアスホール

大船渡市は東北地方の太平洋側の岩手県の三陸海岸にある漁業を中心とする街であり、人口40000 人の街である。そこはリアス式海岸の代表的な場所にあり、中でも穴通磯は有名である。
 リアスホール(大船渡市民文化会館)は1100 席の大ホールゾーンと、図書館、マルチスペース、アトリエ、和室、茶室、スタジオ等のファクトリーゾーンからなる文化複合施設である。当初から、「みんなで大船渡市民文化会館を創る会」を市民や役所の人と発足し、大船渡市内を調 査するツアーや、基本設計のワークショップ、機能や運営に関する検討会などを行い、模型やパースを用いてのコミュニケーションを積極的に行った。プロポーザル段階では、劇場とファクトリー(マルチスペース、アトリエ、展示ギャラリー等)の構成施設だったが、ワークショップ を重ね、各機能のプログラムの再チェックを行うと共に、市民の要望で図書館機能を更にファクトリーに付加した。日常的な施設を劇場に複合することで、より活発な市民活動の場となった。また、地域の新しい名所となる「地域の形」=大船渡の形をどう表現するか話し合っていく中で、 リアス式海岸、穴通し磯、海、空からDesign script を作った。ワークショップでは建築家は特定の形、アイディアにこだわらない。何かぼんやりとした中から、建築=空間の型を理解する必要がある。デモクラシーで決める部分と、建築家が決めるべきこと、時期を明確に理解すること などが求められる。それには、均質な空間やプログラム、ダイアグラムで明快に形成される空間とは違い、その場その場で求められる不均質な条件をハンドリングできる建築の手法と、それを許容できる空間の質、型が必要だ。また仮囲いに絵を描くプレイベント等を実施し、建築の建 てられていくプロセスが持つ「構築する力」で市民の意識を参加から参画(自分でどう使うか)へ、より親しみのある施設へとプロデュースした。  「みんなで大船渡市民文化会館を創る会」は後に、より詳細な検討を行った「企画運営委員会・施設検討」そして、ソフトに重点を置いた「企画運営委員会・運営プログラム検討」へ移行し、現在は開館後に市民参画による自主事業を行う「自主事業実行委員会」へと発展している。結 果として、人口4 万人の街で開館5 ヶ月あまりで10 万人が訪れる、賑わいのある施設となった。

規模
50 × 20 × 50 m / 25.6 ㎡ (全長, 高さ, 幅 / 面積)
ロケーション
岩手県大船渡市盛町下舘下18−1
総工費
¥0
  • 外観: 新居千秋都市建築設計が手掛けたテラス・ベランダです。

    外観

    外観

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