住まいで塗装が必要となる場合に多いのは外壁塗装
外壁塗装の施工は塗装業者、またはハウスメーカーへ依頼します。
千葉市は幕張新都心、千葉港、国際空港などがあり、さらに東京都内にも近くベッドタウンとしての機能もあるため、多くの人口を抱えています。そのため外壁塗装の専門家も多く活動しています。千葉市やその近隣で長く営業しており、丁寧で質の高い仕事で顧客から信頼を得ている専門家を探しましょう。外壁塗装の経験が豊富で確かな実績がある専門家を何社かピックアップし、見積もりを得てください。始めから一社に絞るのではなく、実績、金額、接客態度、口コミなどを比較検討することが大切です。身近に外壁塗装を最近専門家へ依頼したという人物がいたら、ぜひ生の口コミを聞いてみましょう。
外壁塗装の施工の必要性はあなた自身で判断可能です。明るい時間にあなたの自宅の外壁を観察してみましょう。次のようなシグナルが出ていたら要注意です。
・大きなひび割れ、塗装の剥落
シンプルで見つけやすいシグナルのひとつ、それはひび割れです。外壁塗装の膜は様々な外的要因(紫外線、風雨、気温の変化等)で劣化していき、少しずつ薄くなって最終的に割れてしまいます。大きなひび割れが発生している場合は塗膜が既に限界を迎えています。ひび割れくらい…と放置してはいけません。ひび割れを元に塗膜が剥落したり、雨水が侵入して内側に溜まるなどの二次被害につながります。大きなひび割れを見つけたら新たな塗装を検討してください。
・チョーキング(白い粉がつく現象)
外壁用塗料は紫外線を受け続けることにより徐々に分解されていきます。外壁塗装をざっと手のひらで撫でてみましょう。すると手のひらが白くなるほど細かい粉が付くことがあります。これは分解され表面へ浮き出てきた白色顔料です。[チョーキング]というこの現象が出ていたらあなたの自宅の外壁塗装は塗り直しのタイミングを迎えています。
・塗装後の年数
外壁塗装は塗装後十年経ったら塗り直し…このような認識を持っている方は多いと思います。
しかし、敷地の環境条件や手入れの頻度、塗料の種類や質によって耐久年数は変化します。年数にこだわりすぎるよりもあなたの目で実際に外壁塗装を観察し、先述したシグナルが出ていないか確認することが大切です。
外壁用塗料と耐久年数の目安を紹介します。
自宅の外壁に使用された塗料の種類を再確認してみましょう。
アクリル塗料 2~5年目
ウレタン塗料 5~8年目
シリコン塗料 7~12年目
ラジカル 8~13年目
フッ素系 10~15年目
無機系 15~20年目
遮熱系 15~20年目
千葉市は年間を通して温暖な太平洋側気候です。東京湾の影響で猛暑日や冬日になることは少ないですが、湿度が高いため霧や雷が発生することが多くあります。外壁塗装は晴天が安定して続き、湿度が低い時期を選んで施工することが大切です。外壁用塗料は塗布と完全な乾燥を何度か繰り返す必要があるため、雨や台風、雪の多い時期や、天気が変わりやすい季節の変わり目などは避けましょう。千葉市の場合は初夏から梅雨入り前、秋の終わりから初冬にかけてが湿度が低く、天気が安定しているのでおすすめです。
外壁塗装の価格は業者により異なりますが、平均的な20-29坪の一般住宅の場合約85-105万円程度(シリコン塗料使用)とされています。
価格の内訳には塗料の種類、量、足場代が含まれており、狭小敷地や変形敷地用の特殊な足場を使用する場合は足場単価がやや上がります。
価格の安さだけで判断した一社を選ぶのではなく、まずは三社以上の塗装業者から見積もりを得て比較した上で、実績と信頼感のある一社を指名することをおすすめします。
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