毎日の食事を作る場所であるキッチン。最近では調理をするだけでなく家族とのコミュニケーションの場としての役割も担うことが増えています。キッチンは家の中でも最もたくさんの要素が入る場所なので機能的であることはもちろん、心地良い空間でありたいですね。収納や使いやすさ、お手入れのしやすさsなどにもこだわることによって、時短が実現する快適な毎日を過ごすことができますよ。
札幌市には専門のリフォーム会社が多数あり、キッチンプランナーや職人も多く在籍しています。また、TOTOやパナソニック、クリナップ、トクラス、リクシルなど大手国内メーカーやその他海外メーカーの商品を取り扱っているショールームも多数あるため、実際の商品を目で見て触れることも可能です。依頼する際、デザイン、費用感、アフターサービスの充実など注目すべき点はたくさんありますが、その会社のキッチンプランナーの担当者と気が合うかどうかは何より大切なポイントかもしれません。
キッチンを導入する際、システムキッチンとオーダーメイドキッチンに分けられ、さらにそこからそれぞれ2パターンに種類が分けられます。それぞれの特徴は次の通りです。
1. システムキッチン
レイアウトやサイズはある程度決められていて、機能やデザインがパッケージ化されているキッチンです。大手ハウスメーカーや工務店ではこのタイプが広く採用されています。扉の面材や加熱機器などを限られた中から選ぶことができますが、既製品を組みたてるため高さやサイズなどの変更はできません。
① 国産キッチン
国内メーカーのシステムキッチンです。
主な国内メーカー:TOTO、パナソニック、リクシル、クリナップ、TOYOキッチン、タカラスタンダード、ノーリツ、キッチンハウス、ハウステックなど
メリット:収納性、清掃性に優れている
丈夫で壊れにくい
工期が短くすむ
価格を抑えられる
デメリット:間取りに合わせたサイズ調整ができない
デザインが限られる
レイアウトやスペースの選択肢が限られる
採用できる加熱機器や食洗機が限られる
② 輸入キッチン
ドイツやイタリア、スウエーデン、アメリカなどの海外メーカーの輸入キッチンです。
主な海外メーカー:ポーゲンポール、ツアイコ、ジーマチック、ベッカーマンアルノ、ユーロモビル、ダダ、ミノッティクッチーネ、ボッフィ、イケア、バリングスローブ、パシフィックリム など。
メリット:デザイン性に優れており洗練された空間を創り出す
複雑なレイアウトも可能でコストパフォーマンスが優れている
レイアウトはフレキシブルに対応可能
デメリット:国産メーカーのキッチンに比べて費用がかかる
発注してから納品まで時間がかかる(受注生産の場合)
2. オーダーメイドキッチン
部材をそれぞれ選んで作るタイプのキッチンです。デザイン、カラー、高さ、レイアウト、機能性など、全てオリジナルで設定することができます。
① オーダーメイドキッチン その1
インテリアコーディネーターやキッチンプランナー、建築家にプランニングを依頼し、オーダー家具屋が作る方法です。
メリット:好みのデザインやこだわりの空間創りが実現する
スペースにぴったりと納まる
使い勝手が良い
プロの観点でイメージ通り実現可能かアドバイスをもらえる
デメリット:事前に現物を確認できない
工期が長くかかる
こだわる分費用が高くなる。
考えをしっかりまとめて、要望を細かく正確に伝える必要がある
② オーダーメイドキッチン その2
キッチン専門の特注家具屋のショールームなどに自ら出向いて一緒にプランニングを行う方法です。
メリット:好みのデザインやこだわりの空間創りが実現する
スペースにぴったりと納まる
使い勝手が良い
デメリット:事前に現物を確認できない
工期が長くかかる
こだわる分費用が高くなる。
考えをしっかりまとめて、要望を細かく正確に伝える必要がある
ショールームに何度も足を運ぶ必要がある
空間作りにこだわりたい方やお料理好きの方は、キッチンのデザインや使い勝手など全て自分好みにしたいことでしょう。オーダーメイドキッチンなら、キッチン自体の形やサイズ、高さを自由に設定できますし、素材やカラーなども自由に選ぶことができます。また、動線や収納、ゴミの置き場所なども日常の作業効率の良さを追求しながら決めていくことが可能です。しっかりとシミュレーションしながら理想のキッチンを手に入れましょう。
homifyに登録されている建築家は、こちらで見ることができます。
キッチンのスタイルについては、こちらの記事が参考になるかもしれません。
homifyでマイホームの参考になる住まいの写真を見ることができます。