毎日の食事を作る場所であるキッチン。たくさんの要素が集まっている場所だからこそ機能的であるとともに、快適な空間でありたいものです。使い勝手や収納、お手入れ方法が簡単かどうかなどにこだわることによって、時短が実現し、よりスムーズで心地良い毎日を送ることができますよ。
人口150万人の神戸市。古くから港町として発展し様々な文化が融合する国際色豊かな街で、都市機能と自然環境の両方をあわせ持っているため、住みたい町ランキングでは毎年高い人気を誇っています。家具やインテリア、リフォーム、不動産情報などを集約した住まいづくりの総合施設ハウジング・デザイン・センター神戸(HDC神戸)がJR神戸駅下車すぐの位置にあり、その中にはTOTO、LIXIL、クリナップ、トクラス、タカラスタンダード、ノーリツなどの有名メーカーのショールームもあります。
キッチンの基本情報
自宅にキッチンを導入する際、次の2つの方法があります。
① システムキッチン
サイズやレイアウトが決められており、デザインや機能がパッケージ化されている既製のキッチンです。扉の面材や加熱機器などは選ぶことができますが、高さやサイズの変更はできません。大手ハウスメーカーや工務店で広く採用されているタイプです。
② オーダーメイドキッチン
各部材を自由に選んで作るキッチンです。デザイン、カラー、高さ、レイアウト、機能性など、全て自分の好きなようにプランニングすることができます。
システムキッチンとオーダーメイドキッチンは、それぞれさらに細かく種類が分けられます。
① 国産キッチン
国内メーカーから販売されている既製のシステムキッチンです。
主な国内メーカー:リクシル、ノーリツ、パナソニック、TOTO、クリナップ、TOYOキッチン、タカラスタンダード、ハウステック、キッチンハウスなど
メリット:収納が優れている
お手入れが楽
工期が短い
安価
丈夫で壊れにくい
デメリット:デザインが限られる
サイズ調整できない
作業台、シンク、コンロのレイアウトやスペースが限られる
加熱機器や食洗機が限定される
② 輸入キッチン
海外メーカーから輸入しているキッチンです。デザイン性に優れているため、美しく洗練された印象の空間が実現します。
主な海外メーカー:ツアイコ、ジーマチック、ポーゲンポール、ベッカーマンアルノ、ユーロモビル、ダダ、ミノッティクッチーネ、ボッフィ、イケア、バリングスローブ、パシフィックリム など。
メリット:デザイン性に優れている
複雑なレイアウトが可能
コストパフォーマンスが優れている
レイアウトはフレキシブルに対応できる
デメリット:国産品に比べて費用が高い
受注生産品の場合、納品まで時間がかかる
③ オーダーメイドキッチン その1
インテリアコーディネーターや建築家に依頼してプランニングしてもらい、オーダー家具屋が作ります。
メリット:家の間取りにぴったりと納めることができる。
自由度の高いオリジナルキッチンが完成する
こだわりのデザインや空間創りが実現する
プロの観点でイメージ通り実現可能かアドバイスをもらえる
デメリット:工期が長い
費用が高くなる。
事前に現物を確認できない
考えをまとめて要望を細かく正確に伝えなくてはならない
④ オーダーメイドキッチン その2
キッチン専門の特注家具屋のショールームなどに出向き、一緒にプランニングを行います。
メリット:家の間取りにぴったりと納めることができる。
自由度の高いオリジナルキッチンが完成する
こだわりのデザインや空間創りが実現する
デメリット:工期が長い
費用が高くなる。
事前に現物を確認できない
考えをまとめて要望を細かく正確に伝えなくてはならない
ショールームに何度も足を運ぶ必要がある
空間作りにこだわりたい方は、キッチンもデザインやレイアウトにこだわって自由にプランニングしたいですよね。また、お料理好きの方なら使い勝手や機能性はキッチンを作る上でとても重要なポイントとなります。オーダーメイドキッチンなら、キッチン自体のデザインやサイズ、高さなどが自由に設定できるだけではなく、収納や動線、ゴミの置き場所といった日常生活における作業効率の良さを追求することも可能です。自分の好みにあった使い勝手の良いキッチンは毎日の暮らしをより快適に、楽しくしてくれるに違いありません。
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