電気工事業者は、屋外・屋内での電気工事に対応してくれるだけはでなく、住まいの電気設備トラブルやメンテナンスを行ってくれます。また多様化する電気機器が快適且つ安全に稼働するよう熟知した電気主任技術者の適切なアドバイスを受けることができます。
電気工事には、様々な工事内容があるためニーズに合わせた業者選びが必要です。電気工事業者は原則として電気工事士の資格が必要となります。住まい近辺に知り合いの電気工事店がないときは、電気工事業者としての大阪府知事登録をしている業者の一覧を調べてみましょう。
電気工事業者には、地域密着型と全国展開型の二種類があります。行いたい工事内容やお住まいの地域近辺にあるいくつかの電気工事業者に見積もりを依頼すると良いでしょう。
・登録電気工事業者かどうかの確認しよう
・契約に至るまでに現地調査を行ってくれる
・わかり易い見積もりや説明をしてくれる
・施工中の損害保険に加入の有無
・丁寧かつ迅速な対応
・アフターフォローやサービス内容がしっかりしている
電気工事の一般的な屋内配線の料金相場 (2019年1月の目安価格)
屋内配線…1万円/区画
設備工事…5千円/箇所
人件費……1.5万円/人
しかし、各電気工事会社のホームページを見ても価格設定については曖昧な表記です。電気工事業者の仕事内容は「実際に現地調査をしないと確かなことは分からない」ということが現状だからです。例えば、屋内配線の変更は建物の構造や工法によって費用が大きく異なるので、住まいに合わせて見積もりを出してもらう必要があります。住まい近辺の複数の電気工事業者から見積もりを出して比較検討することが大切です。
関西では電気工事業者を装った悪質な訪問販売や不審業者が多く、工事依頼をする際にも不安が残る時があります。そんな時は、見積もりの際に良い細かい配慮があるかどうか下記の点に注目して選んでみましょう。
工事提案を複数してくれるか?
電気工事業者の作業員の得意とする工法が提案されがちです。ただ、技術が進む中得意な工法が最善の工法とは限りません。工事の内容や目的に対して不適切な工法であることもあります。相談内容に応じて複数の工法を提案し、またわかり易く説明してくれるかを見ておくと良いでしょう。
どこからの部材を使用するのか明確?
電気工事業者がどこのメーカーの部材を使用するのか確認し、またメーカー保証が付いているかどうかも確認しておきましょう。正規代理店からの部材調達でない場合、万が一、トラブルが発生してもメーカー側に保証してもらえないこともあります。
依頼内容に応じた経験があるか?
依頼したい工事内容の施行経験があるかどうかは重要な点です。電気工事業者によって得意とする工事内容が偏っている場合があります。ホームページや口コミ、また工事内容に応じた施行経験があるのかを依頼前に確認しておくと安心です。
相談から工事完了までの基本的な工程をおえておきましょう。
1)問い合わせ
電気工事の依頼を思い立ったら、まずは各業者に問い合わせをします。
2)現地調査
問い合わせの内容に応じて、業者側から専門スタッフが現地調査に来てくれます。電気工事は現地の状況に応じてより詳しい調査が必要です。現地調査で細かい相談をしたほうが安心です。
3)見積もり
現地調査後に業者側から見積もりが提出されます。見積りには、作業項目と単価が記載されています。料金だけでなく、必ず見積もり内容の有効期限を確認しましょう。
4)工程の打ち合わせ
見積もりに納得できたら契約をして工事工程の細かな打ち合わせを行います。
5)工事の完了
細かな打ち合わせ後、実際に工事が行われ完了します。
6)アフターサービス、適切なアドバイスやメンテナンス
アフターサービスでメンテナンスや適切なアドバイスをくれる業者もあります。電気工事には定期的な点検が必要です。また、技術進歩から古くなった電気機器の交換が必要なこともあります。工事後のことまでしっかりと考えてくれる長く付き合いたくなる業者を選びましょう。
homifyでは信頼できる専門業者が多く登録しています。大阪で住まいの電気工事を検討するのであれば、homifyで最適な専門家をみつけてみましょう。
homifyでは電気工事業者だけでなく多くの配管工事会社も登録しています。
電気工事業者については、こちらの記事が参考になるかもしれません。
homifyでマイホームの参考になる住まいの写真を見ることができます。