身体を洗う、リラックスするなど毎日使うバスルーム。どのような空間が理想ですか?大きな浴槽、ジャグジー、素敵なインテリア、大きな開口、シャワーヘッド、バリアフリーなど、人によってこだわるポイントは様々です。工事の内容によって、完全オリジナルで自由につくることができる在来工法か、工期や金額をできるだけ抑えることができるシステムバスかなど、工法と費用感が大きく異なります。バスルームのリフォームや新築を検討されている方は、一度専門のバスルームデザイナーに相談してみましょう。
中部地方では愛知県名古屋市に次ぐ2番目に多い人口規模の新潟市。もちろんリフォーム会社も多数存在しており、ご自身の要望を形にしてくれそうな会社かどうか、これまでに様々な種類の案件を多数こなしている会社かどうかなどを見極めることが重要です。市内にはトクラス、パナソニック、LIXILなどのバスルームを扱っているメーカーや、その他リフォーム会社のショールームもありますので、足を運んで実際の商品を目で見て触ってみることをお勧めします。
バスルームをつくる際、システムバス(ユニットバス)、在来工法、ハーフユニットバスの三パターンの工法に分けられます。工法を選ぶ上で最重要ポイントとなるのが防水面です。また、工法による費用差や選ぶメーカーや商品のグレードによって総費用は大きく変わるため、ここでご紹介するそれぞれの特徴とリフォームの費用感をあらかじめ理解しておき、専門家に相談すると話がスムーズに進みますよ。
⒈ システムバス(ユニットバス)
各メーカーから出揃っている浴槽、壁、床、天井などの商品を現場で組み立てて設置する工法です。工場で事前に防水パンを作るため自由度は低いですが、防水面は最もすぐれているため、二階建て以上の戸建て住宅や集合住宅で最も多く用いられている工法です。最近では種類やデザイン、オプションの選択肢も多くなっており、工期が短く、人件費なども抑えられるのが魅力です。
〈目安の費用感〉
①在来工法からシステムバスへリフォームする場合
本体+工事費:約80万円〜170万円
②システムバスからシステムバスへリフォームする場合
本体+工事費:約80万円〜160万円
⒉ 在来工法
現場で防水層をつくるため、空間の形状やサイズを考慮しながら自由に商品や素材を選びオリジナルの空間をつくることができます。その反面、選ぶ素材やこだわりの商品によって浴室全体の重量が増すため、建築物の構造への負担が大きくなってしまいます。防水面ではシステムバスに劣るため、戸建で二階建て以上のフロアに浴室をつくる場合や集合住宅には向いていません。また、こだわる分工期も長くなり、人件費などもかさむので総費用が高くなります。
〈目安の費用感〉
在来工法へリフォームする場合
選ぶ浴槽や工事の内容によって、大きく費用が異なります。
浴槽本体のみ:約5万円〜200万円
工事費:空間の状況や工事の内容によって変化
⒊ ハーフユニットバス
床から浴槽の立ち上がり部分までが一体形成されており、それより上の壁と天井の仕上げは好みの素材を用いながらほぼオリジナルの空間をつくることができます。防水面は在来工法よりも優れており、工期が抑えられるのも魅力です。使用できる商品はある程度限られるものの、在来工法の自由な部分とシステムバスの信頼性が組み合わさった工法です。
〈目安の費用感〉
ハーフユニットバスへリフォームする場合
本体+工事費:約60万円〜200万円位
※注意点
リフォームの場合は、既存のバスルームの解体費用が含まれるため、新築とは価格が異なります。
⒈ 建築家
⒉ バスルームデザイナー
⒊ システムバスの会社
⒋ リフォームの専門家 など
バスルームは疲れを癒すためのひとときを過ごす大切な空間です。バスルームをつくる上で大切なのは、専門家に相談する際、事前に現在のバスルームの改善したいところやこだわりたい箇所をまとめておくことです。しっかりと打ち合わせを重ねながらライフスタイルに合った素敵なバスルームを完成させましょう。
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