バスルームは身体を洗うだけでなく、一日の疲れを癒しながら気持ちをリフレッシュさせるなど私達の生活の中でも大切にしたい場所です。大きな浴槽、インテリア、開口、シャワーヘッドなど、人によってこだわるポイントは様々です。自由度が高く完全オリジナルの設計でつくる在来工法か、それとも工期や金額を抑えることができるシステムバス(ユニットバス)なのか、工法が変わると総費用も大きく異なります。バスルームのリフォームや新築を検討中の方は、専門のバスルームデザイナーに相談してみてはいかがですか。
人口96万人の北九州市にはリフォーム会社も多数存在しており、LIXILやクリナップなどの大手メーカーやその他リフォーム会社のショールームもあります。商品を実際に目で見て触れてみることができるので、ショールームへ足を運ぶことはバスルームをつくる上でとても大切なことです。また見積もりを取る際は数社に依頼し、必ず各社の費用感を確かめるようにしましょう。様々な案件を多数こなしている会社かどうか、自身が希望するバスルームが完成できそうな会社かどうかなど、打ち合わせを通して見極めることが重要です。
バスルームをつくる方法は、在来工法とシステムバス(ユニットバス)、ハーフユニットバスの三つにカテゴライズされ、最も大きなポイントは防水面です。費用については工法によって費用差があり、選ぶ商品のメーカーやグレードによって総費用は大きく異なります。こちらでは各工法の特徴とリフォーム費用の目安についてご紹介いたします。
⒈在来工法
在来工法では現場で防水層をつくるため、空間の形状やサイズを考慮しながら仕上げ材や開口などを自由に設計することができ、オリジナルの空間をつくることが可能です。反面、浴室全体の重量が増えるため、建築物の構造への負担が大きくなってしまいます。防水性についてはシステムバスに劣るため、集合住宅や戸建の二階以上のフロアに浴室をつくる場合には向いていません。工期も長く、人件費もかかるため総費用は高くなります。
〈費用の目安〉
在来工法へリフォームする場合
選ぶ浴槽の種類や工事の状況や内容によって、大きく費用が違ってきます。
浴槽本体のみ:約5万円〜200万円(浴槽本体のみ)
工事費:状況や内容による
⒉ システムバス(ユニットバス)
システムバスでは、事前に工場で防水パンを作り、各メーカーから豊富に出揃っている浴槽、壁、天井、床などのパーツの中から好みのものを選び、それらを現場で組み立てます。防水性が最もすぐれているため、集合住宅や戸建て住宅に最も多く用いられている工法です。自由度は低くなりますが、昔に比べると種類も選択肢も増えており、工期が短く人件費などが抑えられる点も魅力です。
〈費用の目安〉
①在来工法からシステムバスへリフォームする場合
本体+工事費:約80万円〜170万円
②システムバスからシステムバスへリフォームする場合
本体+工事費:約80万円〜160万円
⒊ ハーフユニットバス
ハーフユニットバスでは浴槽の高さまでを工場で製作し、それより上の壁や天井については好きな素材を用いながら自由に選ぶことができ、オリジナルの空間に仕上げることが可能です。在来工法よりも防水性は優れており、工期や費用も抑えられます。使用できるパーツはある程度限られますが、防水性におけるシステムバスの信頼性を持ちながら、在来工法の自由さも組み合わさった工法です。
〈費用の目安〉
ハーフユニットバスへリフォームする場合
本体+工事費:約60万円〜200万円位
※リフォームの場合は既存のバスルームの解体費用が含まれるので、新築とは価格が大きく異なりますのでご注意ください。
⒈ 建築家
⒉ バスルームデザイナー
⒊ システムバスの会社
⒋ リフォームの専門家
など
バスルームは限られたスペースなのでインテリアも後回しにされがちですが、家族全員が毎日必ず使用する場所です。心地良い毎日を送れるように使いやすさやインテリアを見直してライフスタイルに合った素敵なバスルームを完成させましょう
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