arbol

プロジェクト

シンプル、あたたかみ、自然を感じる、空間 〜 住宅・店舗・施設 〜

arbol(アルボル)はスペイン語で「木」という意味。ぬくもりをたたえ、時とともに成長していく樹木のようでありたいという想いをこめました。arbolのデザインコンセプトは、シンプルで、あたたかみがあり、自然を感じること。自然素材を取り入れ、自然なたたずまい、自然な動線、自然な心地よさをデザインする。これらをベースに、住まう人、集う人が楽しめる空間づくりを目指しています。住宅・店舗・施設の建築・内装・リフォーム・リノベーションなど、人と空間の調和を追い求め、創造することを実践している建築設計事務所です。

“arbol” is “tree” in Spanish. We put our thoughts in this name that we respect “warmth” of trees and would love to grow up as they do. Our design concept is “simple, soft and functional”. Based on clear concept, we aim to create a space where our clients would enjoy it. “Nature for Nature” By taking in natural materials, our design produces natural living space, smoothly use space, and natural comfort. Our architecture firm is that we purse and are trying to create the harmony of people and space in our architectures, interior designs, renovations, and etc.. 

さまざまな要素から導き出す、シンプル arbolの仕事は、施主さまの夢や想いからスタートします。店舗や施設では、規模やコンセプトや目的を、住宅では、家族構成、嗜好性、空間構成、日常生活や季節などの時間軸でのライフスタイルへの対応、将来を見据えたプランなどもじっくりとお聞きします。設計では、素材感、線や細部の造りへのこだわり、引き算のデザインを。

自然光や風の流れの取り入れ方、使いやすさを考えた、機能的で美しい動線を。外部と内部のバランス、温暖化など昨今の気象環境を考慮した形状、周辺環境や植栽などの自然環境、敷地周囲や街との融和性を…。

人が心地よくあるための、さまざまな要素を検討・調整しながら、設計を行っていきます。そうして完成した建築は、文字通りシンプルで、さほど難しい設計に見受けられないこともあります。けれども、施主さまの想いと設計・デザインが、空間の内部、そして外部ときめ細かく、矛盾することなくつながり、自然な心地よさを生み出す。それがarbolのつくる、シンプルで、あたたかみのある空間です。

素材へのこだわりから生まれる、自然観 無垢の木、漆喰、鉄、コンクリートなど、年月とともに時を刻み、味わいが増していく素材を大切にしています。

心身にやさしい素材、持続可能な環境社会にふさわしい素材などを積極的に提案し、自然を身近に感じられる建築を目指しています。施主さまの価値観に合わせ、維持管理などのメンテナンスに配慮しつつ、趣をどこにおくかを確認した上で決定していきます。

■木材  arbolの建築の特徴は、木の使い方のバランスです。木を使っても山小屋風や古民家風にはならない、かといってモダンな空間も無機質ではなく、どこかに木のあたたかみを感じられるように、木とその他の材質のバランスにこだわっています。外観なども、雰囲気だけではなく、メンテナンスも重視しての木のデザインを提案しています。適材適所で樹種を選定します。最近は、国産材にこだわる施主さまも増えていて、そのニーズにも対応しています。

■仕上材(壁・天井材など)  arbolは、基本的に内装材にビニールクロスを使用していません。漆喰や簡易漆喰、ペンキ塗装など、調湿ができる材料、人体に影響のある化学物質を含まないもの、そして素材の風合いや質感があるものを。できる限り自然に近い、心の安らぐ素材を提案しています。左官による土壁、和紙の壁などの提案も行っています。

■断熱  建築全体に、長い時間軸での健康的な材料を意識しています。極寒地で開発された、高気密・高断熱の発泡ウレタン製品を標準使用。木造建築との相性もよく、遮音性・難燃性があり、また寒さの厳しい地域でも高い評価を得ています。古民家の改修にも使用し、施主さまから「あたたかい ! 」というお声をいただきました。ガラスはペアガラスやトリプルガラス、そこに特殊フィルムを施したもの、アルゴンガスが含まれたガラスなど、断熱性の高い製品を提案しています。

■空調  日本の建築、特に住宅はまだ、第三種換気といわれる壁面に設置する換気扇やエアコンなどの換気が一般的です。arbolでは、24時間機械で換気する第一種換気や、一部に機械を導入する第二種換気をおすすめしています。特に、浴室やランドリースペースの周辺などは、窓を開けなくても空気が対流して換気できるシステム、さらにPM2.5や花粉などを屋内に入り込ませない対策などを、設計段階から取り組んでいく。EUなどのリーズナブルでメンテナンス性の高い優れた海外製品などもおすすめしています。 

■家具&ディテールの素材家具は食事をしたり、座るといった身体に直接、触れるもの。そして、空間を物語る大きな要素です。arbolがデザインや製作をしたり、施主さまのお好みよって家具の作家に依頼する、アンティーク家具の提案などのコーディネートも行っています。また、家具には限定せず、ドアノブや階段の手すり、洗面所の水栓、照明器具など、経年変化で味わいが増す、真鍮、鉄、銅、タイル、石などの素材を積極的に採用しています。施主さまからも新建材やフェイクではなく、本物の素材をというリクエストが増えています。 

■植栽  arbolでは、植栽は人と建物をつなぐとても大切な要素だと考えています。庭や小さなスペースに木が植えられ、目に入る瞬間に、空間が生き、歯車が回り出すという感覚をいつも感じます。植栽は脇役と考えられがちですが、建築設計の経験を積む中で、その役割の大きさに気づくようになりました。造園業者や作庭家などと話し合いながら、プロジェクトに適した樹種やボリュームを選定し、植物を取り入れた快適な空間設計を目指しています。

提供サービス
建築設計・監理
営業エリア
Osaka, All over Japan, と 日本、大阪府大阪市
受賞歴
  • 2018 German Design Award 2018(ドイツの国際的デザイン賞)Winner
  • 2018 German Design Award 2018(ドイツの国際的デザイン賞)SPECIAL MENTION
  • 2017 第61回 大阪建築コンクール 渡辺節賞奨励賞受賞
  • 2016 American Architecture Prize 2016(アメリカ建築賞) 銀賞
  • 2016 American Architecture Prize 2016(アメリカ建築賞) 銅賞
  • 2015 公共施設オープン・リノベーション マッチングコンペティション採択 総務省主催
  • 2014 GOOD DESIGN AWARD 2014 受賞
  • 2012 JCDデザインアワード 2012 金賞受賞 (共同設計:masayuki takahashi design studio 高橋 真之)
  • 2011 DSA日本空間デザイン協会 ディスプレイデザイン協会特別賞2011地域賞受賞 (ツムテンカク実行委員会として)
  • 全て見る 17 賞
住所
北区芝田2丁目8-11共栄ビル3F
5300012 日本、大阪府大阪市
日本
+81-7028052546 arbol-design.com

掲載された特集記事