庫裏(くり)とは、寺院のご住職のお住まいです。建物外観は本堂・客殿と一体的に見えますが、内部は現代の生活に対応したしつらえになっています。とはいえ「お寺に住む」ための住宅ですので、どの部屋にいても、本堂や境内と視覚的なつながりがあるように構成しました。特に2階の各室からは、本堂のガラス欄間を通して本堂内部との空間のつながりを感じることができます。
2階客室の床の間では、客殿の襖絵版画を刷った原版が仕上げとして使われています。
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