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海から少し離れた東に手つかずの緑、北に大きな桜がある住宅地である。
北に寄せて南側をあけるのが一般的な配置計画だが、南側に大きな二階建が迫り、 西側の狭い道路から60cm上がった土地をどう生かすか・・・ 車二台分の駐車空間を確保するため、西道路側を大きく開け、60cm上がった敷地に南北に建物を配置した。 南からの採光を得るために2階を生活の場とし、LDKから水廻り全てをワンフロアーの中に収める計画とした。 南側の建物より上部になる高さでぐるりと一周開口部とすることにより、プライバシーを守りながらも朝日から夕日まで一日中光が差し込むLDKが確保する事ができた。 西日対策としては1.8mもある庇を西側に伸ばしたおかげで暑さをしのぐ事もできる。 また道路に面する奥行きのあるデッキは道路からの視線を遮り、プライバシーを守りつつも隣地の桜がデッキを介して居間から眺められるつながりのある豊かな空間になるように配置した。 風抜きについては西側デッキからを通して東側の緑地へと抜けるように、南側ハイサイドの開口から北側の洗面室へと抜けるようにと四方への風道を確保する事で気持ちの良い場所を作り出している。 1階にはまだ小さい3人の男兄弟の為の大きな子供室と、寝室を設け、その間には小さな中庭をつくり、隣家の緑をとりいれている。 おかげで各部屋とも採光の難しい位置の部屋でも暗くならず西側道路に面した部屋とは違った雰囲気を作り出す事ができた。 道路より60cm上がったエントランスから玄関に入ると正面の階段後方の開口から東側隣地の緑と空が見え、2階へ空間をつなげることで距離を縮めている。 内部仕上は天井、壁に板目のきれいなラーチ合板を、床には杉の板目を使い自然素材を生かす設計とした。 夜にはLDKの明かりがハイサイドの開口から庇にうつり、行灯の様な効果は期待以上のものであった。 全体に木の質感と大きな庇を設け約5m下がった配置により狭い路地にすがすがしさを与える建物となった。

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注釈