ナカノサワの家 モダンデザインの ガレージ・物置 の 株式会社コウド一級建築士事務所 モダン | homify
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「ナカノサワの家」は2003年からスタートしたプロジェクトである。(竣工2010年)

当初は60代のご夫妻が住む予定だったが、息子さんとの2世帯住宅へと変化し、最終的には兄弟夫婦の2世帯住宅として進めることとなった。

 周囲は住宅が建ち並んでいるが、この敷地周辺だけは2方向が河川となり、貯留池もあることから、隣地に建物は存在していない。南側には大きな既存樹も多く、夏は生い茂る葉で陽射しを和らげ、冬期には思う存分の陽射しが木立ちを通り抜け、室内を明るくする。

 この住宅は、互いの「距離感」が重要である。それぞれの棟の採光を気にしながらも、開口部などから視線が交差しないように注意深く配置を決定しつつ、互いの気配は意識しない程度に感じられるようにしている。

 各世帯の生活時間帯が異なること、趣味趣向も違うことから、外観上は同じ素材で統一させ、内部の空間構成は異なる方向で計画した。

 「A棟」は兄夫婦の住宅(夫婦2人)である。北側に位置するA棟は法規上許される範囲まで建物を高くしている。クライアントは周囲に対して直接的な開口部をできるだけ設けず、かつ開放的な空間を望んだ。この相反する要望に対し、囲われたコートを両サイドに設け、コートに向けて大きな開口部を計画した。囲われた外壁に映り込む光や影が季節や時間を享受する。

 弟夫婦(夫婦+子供1人)の住宅である「B棟」はA棟への採光を考慮し、できるだけ低いプロポーションとした。間口は広くないが、奥行きは約24メートルとなる。B棟は外部環境の要素を積極的に内部空間へ取り込んでおり、3層からなるスキップフロアが生活空間をリズミカルにつなげている。

 さらに、この住宅において2世帯共有の「車庫棟」はとても重要なヴォリュームである。前面道路ギリギリに配置しながらも、周囲への圧迫感を和らげるために高さを抑え、同時に壁の長さを強調している。この2棟の住宅がひとつの存在として成立するためには無くてはならないものである。

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注釈