38m2という極小の敷地につくった住宅です。高さ、ボリュームを法規制の限界までふくらませても住宅が成立するかぎりぎりの条件でした。地上4階の各フロアーに機能を持たせ、防火区画された階段で4層をつないでいます。各室に圧迫感がないよう、大きな窓によって町に開かれています。そのうえで、外部の木製可動ルーバーがプライバシーと西日をコントロールしています。小さなプロジェクトのため、要素を注意深くデザインするよう気をつけました。コンクリートと木材と鉄という素材と素直に向き合うことでつくった住宅です。
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