傾斜地に建てられた混構造住宅。
敷地は高低差が7mほどある急傾斜地。駐車場レベル〜基礎および1階部分をコンクリート造にする事によって土圧を受ける擁壁とし、敷地を有効利用しています。コンクリート打ち放し仕上げは合板(ラワン合板)の木目が転写される様に仕上げ、荒々しくも柔らかな佇まいとしています。既製品では表現できない適度な不均質感が特徴です。コンクリート部分には木製サッシを選択、若干赤みのあるニヤトー材とコンクリートの組み合わせがこの建物を印象づけています。
・ダイニングテーブル脇には大きな窓を。
テーブルに座りながら外を眺める、そんなあたりまえの日常のための特別な窓を大事にしています。大きなFIX窓と突き出し窓を組み合わせて家族のための特別な居場所を作り出しています。
・インテリア
キッチンサブカウンターの現場打ちコンクリート、特注キッチンの木の柔らかさ、タイル、左官などの素材の組み合わせやアンティークなシャンデリア、いくつかの施主の思いをつめた特別な素材感、こだわりが飽きることのない空間を作り出しています。
構造:混構造(RC+木造)
階数:2階建て