築100年の古民家のリフォーム。
お子様が独立しご夫婦2人の生活になることをきっかけに、間仕切りを取り払い
開放的な空間にしたいという要望をお持ちになってのご依頼でした。
中央に廊下のある2室を1室につなげましたが、単に広い空間をつくるのではなく、
窓から庭を眺めながら寛げるソファーベッドのスペースや薪ストーブを取り入れることで
季節によってお気に入りの場所ができるようなアイテムを配しました。
障子の細い格子や唐紙の繊細さと、ケヤキの一枚板のテーブルや、現しになった既存梁の
重厚感が、木の色々な表情を見せてくれるよう、バランスを工夫しています。