東武野田線七光台駅前、里山が残る敷地の自然環境を生かした次世代型保育園である。
外部負荷を少なくし、活用できる自然エネルギーは積極的に取り入れるパッシブ型の環境建築として計画した。
地熱交換空調システム、風力、地下水、次世代型断熱性能の採用、通風、自然光の積極的利用、夏場の直射日光の制御等を特別な施設管理を必要とせず使えるように取り入れている。
園庭を囲む木造の園舎は全体が連続した大きな空間でありながら、保育室を年齢別に区切ることも、異年齢型(縦割り)保育活動のオープンな使用にも柔軟に対応できるフレキシビリティの高い空間構成となっている。
種 別 :新築
用 途 :保育園
敷地面積 :1666.60㎡
建築面積 :540.18㎡
延床面積 :497.41㎡
構造階数 :木造 平屋(1階)
所 在 地 千葉県野田市
竣 工 日 :2009年3月
※中村勉総合計画事務所との共同設計