4+1house  (2013): 一級建築士事務所ヨネダ設計舎が手掛けた書斎です。 | homify
4+1HOUSE  (2013): 一級建築士事務所ヨネダ設計舎が手掛けた書斎です。
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計画地の周囲は多くを田畑が占め、大地に散在する農家住宅や農業用倉庫と共に風景をつくっている。

この地域で生まれ育った施主夫婦は、この風景に溶け込む住居と郷土の自然を常に感じる事ができる生活空間を望んだ。

計画は比較的年中温暖な紀伊半島の気候特性を享受し、いかに郷土の自然と五感でつながった住空間を実現するか、という事が大きなコンセプトとなった。 生活空間の環境について考える。縦直径12714㎞の地球の上、北端から南端まで3328㎞の長さに伸びる日本列島のそれぞれの土地には、断熱性能に区分けされた基準のみでは測ることのできない、自然要素の恩恵があり、また厳しさがある。 自然と住環境の中間領域も、地域の風土によってそれぞれ異なる、様々な在り方が存在する。

日本において近く制定される2020年、住宅断熱・気密基準の一律、法令義務化に対して強い疑問を持っている。 人の住まうことの気持ちよさとは、誰かが決めた基準を押し付けられるものではないと思うからだ。

本計画では、住居内における人と自然の折り合いをつける調停者として、樹高7メートルのアオダモの木を屋内中心に根付かせた。 雨、風、光の無い空間では木は死んでしまう。と同時に人間もあるがままの自然の下で生命活動を行っていくのは難しい。

生活の中心に居る生きた樹が、自然要素のからまりしろとなり、屋内において暮らしと自然環境が混ざった空気を纏った場所を生み出す。

内部の開口は季節、時間の陽光、方角を意識した計画とし、自然の風、光、雨を屋内に取り込むべく、ガラスを持たないエキスパンドメタルの大開口と、同じくガラスを持たない天窓を設え、屋内環境がアオダモの木と生活する人との折り合いがつく環境的中間領域を計画した。

東の大開口は朝の光を空間に与え、南の開口は周囲の水田と稲苗に冷やされた夏季の涼風を呼ぶ。天窓は木々に雨を落とし、屋内に木漏れ日のまだら模様を描く。

空間の中、光は人の生活と共に葉と遊び、四季、時間によって軌跡を変えながら巡っていく。

葉は揺れては影を動かせて風を表し、ポツポツと葉っぱを奏でては雨と唄う。

紀伊半島において、風土と調停する住空間を実現した。

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