積雪が多く、長く厳しい白馬村の冬を、暖かく快適に乗り越える事を第一に考えた住宅です。リビングに設置した薪ストーブは、吹き抜けを通して2階を温めると共に、薪の燃える匂いや、火を焚く事の楽しさを実感できます。古民家の梁に使用されていた力強く表情豊かな古材は、新築住宅の中で安心感を与えてくれます。サンルームやデッキ、軒の深いポーチなど、外部との繋がり有る楽しい空間を多く取り入れました。急勾配の屋根は雪を速やかに落とす為ですが、2階の空間が面白く変化しました。
種別 /新築、用途 /住宅、床面積/ 182㎡、構造 /木造2階建、所在地 / 長野県白馬村、竣工日/2014.12.9
クレジット/勝家建築研究室