京都府八幡市に建つ、間口が狭く、細長い敷地形状、南北に隣家がせまっている、いわゆる普通の住宅地に建つ画家夫婦のための小住宅。
1階は作品の収蔵と制作をするためのアトリエ、2階が居住スペースとなっている。敷地形状、容積・建蔽率、コストなどで平面形状は自動的に決まったと言って良い。
しかしこの住宅は芸術が創り出される場にふさわしくなければならない。
その思いは断面形状に凝縮させている。
工法:木造在来軸組み工法
規模:地上2階建て延床面積:79.8㎡
2010年10月竣工
写真撮影:平井美行/平井美行写真事務所