この家の敷地は、交通量の多い道路に面しており、車の喧騒を遮断する為の塀を設け、そこにデッキ・パーゴラ空間をつくる事により、子供たちが安心して遊べる空間をつくりました。そして居間との建具はフルオープンになるようになっており、外部のような内部のようなあいまいな空間をつくり出すと共に、より自然を感じながら広い場所で暮らす楽しい豊かな暮らしをイメージしました。
また、敷地の両側には比較的高い建物が並んでいる条件の中で、建物中央にトップライト、光廊下(ガラス床)などの光の軸を計画し、内部に居ながら外部環境を体感して暮らす空間となっています。