英国製コンサバトリーはフランス語の『Conserve-保存する』に由来し、18世紀、南欧各地より持ち帰ったフルーツや大切な植物を保護するために開発された温室です。
日照の少ないイギリスでは冬でもガーデニングを楽しむスペースとして人気があり、コンサーバトリーを備えた住宅価格は通常評価の2割り増しになると言われます。近年日本でもお庭への関心が高まるにつれてアウトドアリビングとして普及しております。
平均して日照時間の長い日本では夏の酷暑を避けるため北東または北西側に設置することをお勧めします。北西に設置することで冬は長時間日差しが部屋の奥まで入るため冬場のアウトドアリビングに最適です。また狭いスペースでも壁と天井がないため実際の面積より広く感じます。
お茶をしたり読書をしたり編み物をしたりと第二のリビングとして使える他、来客時にはガラスを布で覆うことでゲストルームにも変身します。お庭の延長で植物をそだてるスペースとして、または趣味のためのアトリエとして様々な用途でご使用いただけます。
建物に後付けをすることはもちろん既存のバルコニーやウッドデッキの上にでも手軽に建てられます。半屋外として外と内を繋ぐ豊かな空間、コンサーバトリーは暮らしをより楽しくしてくれること請け合いです。