文具・家具の総合メーカー<KOKUYO>と、様々な分野のクリエイターが所属するシェアオフィス
<co-lab>がオープンソースという形で創作活動を実践するためのスタジオ。
既存建築の素材感や高い天井などの空間を活かしつつ、それぞれのエリアに質の異なる活動の場をつくった。
2階はブースで仕切られた個人クリエイターの活動拠点。地下1階はイベントを行ったり、クリエイターが
交流するためのオープンスペース。1階には、KREIの象徴である約3m立方の大きなハコが置かれている。
<キャンピングボックス>と名付けたそのハコは、自在に動かすことができ、内部には工房やミーティング
スペースがある。 外周の4枚の大きな扉を自由に動かすことで、ワークスペースやギャラリー、レクチャー
スペースなど様々な活動の場をつくり出す。
また、大扉はホワイトボード・スクリーン・掲示板として利用でき、自由に書き込める大きなノートのような
存在でもある。 自在に変化するハコやノートは、オープンソースという考え方を通じて、創作活動を刺激する
きっかけとなることを目指した。
Principal use : office
Building site : Tokyo
Total floor area : 396㎡
Collaboration : KOKUYO FURNITURE
Produce : Harumaki Project / KOKUYO DESIGN CENTER
Construction : moph
Order furniture : Kensaku Shibata (Lens factory)
Completion : 2010