倉敷市の児童公園前住宅と名付けた住宅。

その名の通り建物の1/3程度、建物に接する形で南側に児童公園があります。

敷地の広さは50坪ほどで、車がなくてはならない地域だ。

３台分の駐車スペースを確保し、コノ家族に必要なボリュームを敷地に落込む

と庭等を設けるスペースは無い。。。そこで、

この公園を違和感無く取り込めたら、より豊かな生活ができるのではと思い、

まず公園との距離感が重要ととらえて、敷地境界をあいまいにすることを考えた。　

そこで公園から１．４m程フロアを持ち上げてリビングに繋がる浮遊感のある、

デッキスペースを設けました。

そうする事により、敷地境界があいまいになり、公園との視線の交錯をさける事

も可能となります。また、公園と住居との間に設けたデッキスペースが緩衝帯とし

て、境界をやわらげる役割もしています。

所在地：岡山県倉敷市

種別：専用住宅

構造：木造在来工法２階建て

規模：115.22㎡

竣工：2014年11月