診療室の大きな開口に対してプライバシーを守るための装置として、木製スクリーンがあります。杉板を交互に弓なりに貼った板塀は、正面から内部は見えませんが、斜めに見ると撓んだ板の間に隙間があり風を通します。片流れの白い屋根は部屋の要所に配置され、内部に光を届けると同時に、外観にリズムを与えています。今は内外が森に覆われています。
撮影:吉田明弘
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