矢印のような急勾配の屋根が特徴的な外観で、
内部の余計な体積を除外し、
必要な部分に必要なボリュームを与えた立体構成としています。
屋根の構造を表しにした吹抜けの空間を、 家族が集うパブリックの場とし、 そこから視界的な繋がりを持たせ、 個々の場に緩やかに連続します。
屋根の構造体をなるべく表しにし、 建物の力強さと、 連続する構造材の美しさを 日常の風景に取り入れました。
屋根と壁ラインのズレや 窓枠の突出などを外部に採用し、 陰影に変化を与え、 外観に躍動感を与えています。
「小さな忍者の住む家」は クライアントによる命名で、 お子様が家の中を走り回り、隠れ、表われ、 忍者のように動き回れるというコンセプトから 生まれました。