狭い敷地に四角い家
72.90㎡という、流行の言葉で言えば、「狭小敷地」ここに、家族4人の生活空間と2台分の駐車場が要求された。クライアントは30代前半の夫婦2人。土地探しからお付き合いさせていただき、じっくりと期間をかけての家づくりとなった。外観は、まるで真っ暗な室内をも想像させるほどの閉鎖的な印象を与えるが、1歩中に足を踏み入れると、中庭を通して燦燦と降り注ぐ光に驚くほどである。
内装は濃色の無垢フローリングと真っ白な壁で全体をモダンで落ち着いた雰囲気にまとめている。先述の中庭からの光と通風により実際の面積を忘れさせるほどの感じられる。 敷地の面積を克服した「小さいけれど大きな家」となったのではないだろうか。
建設場所 広島県広島市
構造規模 鉄骨造3階建
家族構成 夫婦+子供2人
敷地面積 72.90㎡
建築面積 43.73㎡
延床面積 102.19㎡
完成年月 2008年09月