創作和食の割烹料理店。
カウンター背面をメインに歴史ある和洋の家具を点在させ、
その家具達が主役となる空間を目指しました。
そのため、家具の良さを損なわないよう、空間の要素を消し、
和を感じるように繊細でかつ上品なディテールとなるよう配慮しました。
そうすることで和の「凛」とした空気を表現しています。
また、それらの空間を味わう前に前庭、エントランス通路には
人々にお店周りの都会の空気から徐々に別世界に誘うように
心を整える「陰」の空間を設置しました。
そうすることでより陰影を感じ、五感が洗練された状態で
メインの空間で五感を楽しむことができるようにと考えました。