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Y‐HOUSE, 株式会社長野聖二建築設計處 株式会社長野聖二建築設計處 モダンデザインの リビング
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敷地は熊本城の北、400年前に加納清正によって築かれた区割りがほぼそのまま残っている城下町の一角でるが、北側は駐車場、南東は住宅に囲まれ、周辺には高層の集合住宅が立ち並び、その当時の面影は感じることはできない。辛うじて道路のクランクと寺が周囲に数か所点在している。


施主からの要望は狭い敷地なので空間を有効に使うこと、ローコスト、大容量の収納、そして余り開口部を設けず暗い空間。そこで私たちが考えたのはスキップフロアにして一筆書きのような空間を作ることを提案した。極力建具と壁、廊下を排し、駐車場からロフトに至るまで6つのレベルの床が螺旋状につながる。定年退職間近の施主であるのでスペース毎の距離感が近くなることも有利である。またコストを抑えるために片流れの屋根とシンプルな現代版田の字平面によるサイコロ型のボリュームとしている。構造は階段も構造部材と考え、レベルのある床の水平力を伝えるように考慮している。


都市型狭小地の住宅としてひとつの回答を出来たのではないかと考えている。


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