店舗付住宅のファサードのあり方。
この地で祖父から受け継がれる建物と商い。ショーウインドーは内部の思いを伝え、外部の刺激を受け止める。道路側の窓からの西日に苦しんできた。住宅部分にもショーウインドー的な緩衝空間を配しコントロールする。パブリック(街)からプライベート(空)へのグラデーションの付いた塔。住人はその中で居場所を探しながら働き暮らす。
種別 : リノベーション /用途 : 店舗付住宅(質屋) /計画範囲 : 389.98㎡(店舗:48.26㎡) /構造 : S造 地上5階+PH 所在地 : 大阪府 /竣工 : 2009年 /撮影 : 福澤昭嘉