漢方薬店と鍼灸院で構成された、東洋医学専門店のインテリアデザイン。
SUMIYOSHIDO Kampo Loungeは、漢方を生活に積極的に取り入れることが出来るように、見識を深める場として機能する新しい形の漢方薬店です。たくさんの薬棚に包まれた空間には、生薬見本を展示して、香りや手触りが体感出来るようになっています。
カウンセリングに用いられる照明器具やデスク、ソファ等の空間を構成する家具も、薬棚のような表情に仕上げました。たくさんの引き出しが、複合的な方法で治療に向き合う姿勢を表しています。植物を由来とする漢方の世界をミントグリーンで、静謐な印象の鍼灸院を白で表現しました。大きな開口部を活かして、お店が一つの大きなショーウィンドウに見えるように考えました。
インテリアに合わせて、ロゴ、薬袋、店舗案内、ウェブサイト等のグラフィックも手掛けました。漢方薬店と鍼灸院がそれぞれの個性を出しつつも、一つのお店としてしっかり認識出来るように考えました。
2014年9月
所在地:愛知
クライアント:SUMIYOSHIDO Kampo Lounge / 住吉堂鍼灸院
インテリアデザイン:小栗誠詞 (イド)
グラフィックデザイン:小栗誠詞 (イド) 大木陽平 (サイド)
施工:井口博志 (エスタビルド) 佐藤健一 (相模総業)
写真 (01〜23):山内紀人
写真 (24〜28):小栗誠詞 (イド)