遠くに太平洋を望む、高低差のある南斜面の敷地に建った提案型住宅「風と暮らす」。丘の上のロケーションをさらに活かす、アウトドアスペースのある2階リビングが特徴だ。敷地内に高低差を持ち、駐車スペースからは小径を進み玄関へ。1階にプライベート空間を集約し、ワンルームの2階には、キッチンとダイニング、そしてアウトドアリビングまでつながるだんらんの間を設けた。丘の上に建つロケーションをさらに活かし、開放的な暮らしを楽しむ。ちょっと特別な毎日を送ることのできるすまいとなった。
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「これこそ、私達らしい暮らし」そう言える、家をつくろう
どんな家にしたいか、ではなく、どのように暮らしを楽しみたいか
「この家は、私達家族のライフスタイルそのものです」と、零で家を建てた人の多くがそう語る。自然素材をいかした自由設計と、ライフスタイル優先の家づくりは実はとても相性が良い。零が特に大切にしていることは、暮らしの価値観を共有すること。そして、暮らしの先を見つめること。設計士はそのビジョンが明確になるまで、幾度もヒヤリングを繰り返すそうだ。そうして形づくられた家だからこそ、「こんな家に住みたかった」という感想よりも、「こんな暮らしがしたかった」という思いを抱くのだろう。(住宅誌掲載コラムより抜粋)