恵まれた環境に建つ軽井沢らしいヴィラです。原生林が裏手にあり、それは1000坪強の広大な隣家に属しています。建物前面の石貼りのにわとの密実な噛み合いを創ろうとしました。「もとい」とみなした「にわ」です。起点を感じさせそこに「流れ」をもたらそうと図っています。「くの字型」の建物構成を採用し、巣ごもるといったニュアンスのもと原生林と共存しつつ敷地に対してしっかりと位置を占めすくっと建って欲しいと念じました。
「もとい」としての前庭、そして「腹」としてのテラスの両者が建築本体からにわ方向に向かって差し出されています。
前庭とテラスを介しにわを楽しみながら玄関へ達します。玄関ホールでは原生林の裏庭をゆったりと参加させます。玄関ホール右手は寝室、左手はリビング・ダイニングル-ムへと続きます。キッチンは建物中央に設けてあります。浴室からも緑が楽しめるようになっています。
※お施主様からのレビューはこちらです。
https://www.homify.jp/professionals/19207/jwa-jun-watanabe-associates/ratings