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House in Gamagori, caico architect office caico architect office
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生活スタイルの異なる親世帯と子世帯の為の二世帯住宅です。

親世帯は一日の大半を家でゆっくり過ごされ、子世帯では日中子供が3人走り回り、夜多くにご主人が帰宅されます。各世帯の生活スタイルの違いから、お互いの生活を思いやり世帯間の程よい距離を作り出すことにしました。

向かって左が子世帯、右が親世帯、中央が共有空間で構成した分棟型。共有空間の玄関から建物裏手まで続く土間が、外と内、そして各世帯の境界を曖昧にしています。

平面構成で各世帯間に距離感を生み出すことに加え、高さ方向にも距離を作りだしています。各世帯のLDK階と寝室階を、生活時間の違いを配慮し階構成をスライドさせています。

長い間同じ家で暮らす家族だからこそ、お互いを思いやり、お互いの独立した暮らしを重視し、気配は常に感じながら時々顔を合わせて話ができる距離感を作りだすことができたように思います。

完成した家で暮らす子供達は、時々世帯間を行き来しながら楽しく遊んでいるようです。

クレジット: KAI NAKAMURA 
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