書斎: 松岡淳建築設計事務所が手掛けた書斎です。 | homify
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葉山のやや高台にある、数年後にリタイアされるご夫婦のための住宅。富士山を望むことができるのを気に入り、もともと建っていたハウスメーカーの中古住宅と共にこの土地を購入し数年間住んでいたが、トイレの小さな窓からしか富士山を望むことができず、この敷地の魅力を活かしきれていない住宅に見切りをつけての建て替え計画であった。そういった意味では、建築家とハウスメーカーの違いがプランにはっきりと表れたプロジェクトとなった。

クライアントからの要望は老後の身体機能の低下を考慮し、生活が同階で完結するよう[LDK+寝室+水回り]を全て富士山が見える2階に配置することであった。

最大のポイントは富士山が西側に見えるということであり、それをプランにどう落とし込むかが課題となった。今回の中古住宅がそうであったように、敷地の北側や西側には廊下や浴室、納戸や廊下、キッチンなどの非居室が配置されるのが一般的で、それは霊峰富士の大絶景よりも優先されてしまうのがハウスメーカーや工務店の設計手法であり、敷地の特性を考慮せず盲目的に「リビングは南側、非居室は北または西側」とする手法ではクライアントを満足させることはできない。

この敷地を訪れた際その美しい姿を見た時には、富士山を正面に望む位置にリビングを配置することを決めていて、採光は南側にハイサイドライト(高窓)を設け光をリビングまで引き込むことで解決した。浴室も同様に富士山を望む位置に配置し、フルオープンサッシを採用することで露天感覚の心地よい空間となった。寝室は朝日が差し込み葉山の山並みを望める位置とし、障子を壁内に引き込めばLDKと繋がったスイートルームとなるような構成とした。

その他に求められた書斎・客間・趣味室・納戸は1階とし、ホールを囲うように配置した。書斎や客間のような利用頻度のあまり高くない部屋を完全に個室化してしまうと面積効率の悪いプランとなったり、利用頻度がさらに減ったりしてしまうので、部屋を障子で間仕切り、開ければホールと一体的に使えるようにした。

リビングにはホームシアターが完備され普段はそれらが見えないように納めていたり、広いカウンターを持つ造作キッチンには業務用のハイカロリーバーナーが備え付けられていたり、将来的にホームエレベーターが設置できるように想定されていたりと、細かいポイントを挙げればきりがないが、クライアントの要望を満たすための工夫が随所にちりばめられている。設計にセオリーなどはない。私の設計がハウスメーカーのそれとは全く比較対象にならないものであることがお分かりいただけるのではないだろうか。

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