この計画は、母・兄・弟夫婦+子供2人の6人2世帯の計画としてスタートしました。
阪急夙川駅付近の閑静な住宅地に位置し、広い敷地を最大限に活用するために2棟+中庭の配置で構成した新築計画としてスタートし、共用の門とエントランスによってプライベートスペースとパブリックスペースを区切る形で配置しています。
周辺環境を意識した木造2階建てとし、建築物としてのボリュームを押さえた形状としました。かなり大きな建物を建築できるだけのスペックを持った土地ですが、日常生活に必要とされる分の室内空間とプライベートな外部空間を贅沢に確保しています。