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神栖の歯科医院兼住宅, Studio R1 Architects Office Studio R1 Architects Office 商業空間 医療機関
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建物自体が看板となる歯科医院

私達が医院兼住宅を設計する際、最も大切にしていることは建物自体が看板となり、前面道路を行き交う人達へ医院の存在を認知してもらえるようにすることです。それとともに住宅部分の存在を包み隠すことにより生活感を表に出さず医師と患者との関係に一定の距離感が保たれるようにしています。

建物自体を看板とする際、単に奇抜なデザインとするのではなく、その形状は敷地の特性と医院部分と住宅部分の関係性から導かれています。

この敷地は沿岸部の幹線道路に面してあり、海からの風と周囲からの視線に晒されています。
そのため主要な居室の開口部の外側に外皮となる壁を設けることとし、これがこの建物の特徴となっています。

1階の診察台に面する部分には植栽を設けこの木々が将来成長し2階へ達することにより住宅部分の開口部を彩ることを期待しています。

クレジット: 45g Photography
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