各階は、少しずつズレながら積み重なった、「木の箱」のようになっているのですが、それぞれの箱の中には、もう一つ、小さな「木の箱」が、入れ子状に、入っています。
その中には、それぞれ、 浴室やキッチン等の、水廻りや、 収納等が収まっています。
写真の箱には、キッチンが入っています。
箱の周囲の壁は、すべて収納になっていて、 その周囲での生活を助けます。
必要な機能を、すべて、箱の中に収めることで、 その周囲に、快適な「余白」を確保しました。
箱をズラしながら積み重ねることで、 周囲の、必要な場所に、 必要な「余白」を確保する、という、 外観でのストーリーは、 同じように、 室内のストーリーにもなっています。