場所:茨城県日立市の南部に位置する久慈浜海水浴場
期間:2017年7月18日〜8月下旬
用途:アート作品の展示スペースやワークショップ、イベントの受け皿としての場
設計主旨:
1間(1820mm)モジュールの木製フレームが口の字にまわり、大きさの異なる島状の床が配置されている。
フレームは屋根によしずを設けて日除けを作る下地となるとともに、小屋梁に作品を吊ったり、柱間を埋めてキャンバスとなる。
床は柱よりも張り出すことで砂浜から座るベンチとしても使え、ワークショップ作業スペースやステージにもなる縁台。
夏季限定ではあるが、今後数年の再建が要望されていたため、
容易な設置・解体に適した簡易な工法と接合部、最低限の部材数、種類に考慮してデザインした。