親子2世帯が暮らす、完全分離型の2世帯住宅。
生活スタイルの違い、2世帯相互のプライバシーへの配慮から、玄関から水廻りまで全て分離しつつも、内部でお互いに行き来できる出入り口を設けることで親子世帯間の緩やかな繋がりにも配慮している。
建て主から示された大きな住宅感として、自然素材の心地よさと室内を快適に保つ高い外皮性能の両立があった。室内仕上げには無垢フロアを始め、漆喰、和紙、シナを中心とした自然素材仕上げとし、構造材には地域材である越後杉を使用している。
また、外皮性能は国の断熱基準(平成25年省エネ基準)から57%削減。より厳しいHEAT20の断熱指標G1グレードから23%削減したUA値0.37W/m2Kとすることで、次世代にまで住み継げる質の高い住宅としている。
親世帯、子世帯それぞれにキッチンを始めとする水廻りを個別に設け三世代同居対応に対応することで国の「長寿命型長期優良住宅(三世代同居対応対応住宅)」の採択を受けている。