庭を楽しみながら暮らす家, アトリエグローカル一級建築士事務所 アトリエグローカル一級建築士事務所 カントリーデザインの ダイニング
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1.庭と繋がった暮らし

I様が1km程離れている元のお住まいからこの場所に転居することにした一番の目的はご趣味の庭木を植える場所が手狭になってきたので広い庭を確保するためです。庭木の世話をしたり、居間から緑を眺めたり、常に庭の木々と関わりながらゆったり暮らせる家づくりを目指しました。庭に面した南側に広い土間テラスを設け1.2mの深い庇をかけることにより室内と庭が連続するような空間を作りました。また居間の横にもテラスから連続する土間空間を設け、冬の間寒さに弱い盆栽類などを室内に取り入れて育てられるようにしました。東側遊歩道も西側県道も人や車の往来が多くI邸は人々の視線を多くあびる存在でもあるので、敷地外周に豊かなに緑を植えることで美しい街並みを生み出すことにも配慮しました。

2.光が差し込み、風の通り抜ける家

以前I様がお住まいだった家の不満点は、家の中心部が暗くて、かつ風の抜けがよくないことでした。この問題は比較的面積の広い地方の住宅に共通の問題点でもあります。この問題を解消するため、I邸ではハイサイド窓を家の中心付近に東西に渡って設けることで、暗くなりがちな玄関や廊下を明るくし、また南の庭から入った心地よい風が北側にスムーズに抜けるようにしました。

3.畳コーナー・堀炬燵

居間は洋室でなく、ダイニングのフローリングから30cm上がった畳コーナー(8畳)です。30cmの段差はちょっと腰掛けるベンチとしても適切な高さです。また引き出し式の収納や堀炬燵を組み込むことで段差を有効活用しています。

4.天然木の活用

I邸はキッチンカウンター、玄関収納のカウンター、TVカウンター、洗面台などいたるところに天然木を使用しています。これらの木々は、I様と工務店と設計者で南会津の山奥にある材木店に直接買い出しに行って選んできたもので、これを工場で加工してもらいました。 5.長期優良住宅 終の棲家として安心して暮らせ、次世代に引き継げるように、I邸は耐震性、断熱性、省エネ、メンテナンス性などの高い基本性能確保するため、長期優良住宅の認定を取得しています(耐震等級Ⅱ、省エネ等級Ⅳ)

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